皆さん、ご存知でしたか?皆さんのふるさとである長崎市は、今年正月早々、周辺の町と合併し、地域が1.4倍、人口約45万人の街となり、新長崎市が誕生しました。合併したのは「香焼町」「伊王島町」「高島町」「野母崎町」「外海町」「三和町」と「長崎市」の一市六町です。また、来年1月には、「琴海町」も合併する予定です。これによって今まで以上に、豊かな海岸線と豊かな土地と、豊かな自然が長崎の新しい魅力として加わりました。今後「ふるさと」を思い出すときは、大きくなった長崎を思い浮かべてください。
長崎市は、鎖国時代には唯一海外に開かれた町として育まれた独自の歴史と文化があり、それが市民の誇りでもありました。しかしながら、新しく加わった町にも同じように、地域の歴史と文化、伝統があり同じ市民としてこれらも同じように守り続けなければならないことは言うまでもありません。
そして今長崎は、この地域の拡大によって新たな挑戦をはじめようとしています。これを機会に、新たな観光と農水産の分野に挑戦しようと言うものです。長崎の伝統的野菜である長崎赤かぶ、長崎タカナ、長崎白菜などの原種を育て新しい郷土料理の開発を進めるとともに、水産分野では長くなった海岸線で藻場等を造成してマダイなどの増養殖に取り組もうしています。このことから長崎市では今年を「農水産・地産地消元年」と位置付け、新しく創作された料理の開発に取り組んでおり、この試みの中から、チャンポン、皿うどんに続くような郷土料理を誕生させたいと願っています。
また、観光の面においても、伊王島町や高島町などの島々が合併したことによって、炭鉱跡地や島の魅力を生かした新たな観光地が出来つつあります。皆さんは「端島」と言われてどんな島かすぐに思い出せますか?多分「軍艦島」と言われたら「あ〜、あの島か!」と思い出す人が多いと思います。あの島も長崎市になり、今、石炭産業の近代化遺産として後世に残すとともに、あの特徴的な島の姿を観光資源として、なんとか活用できないものかと考えています。そう言う意味からも、ほかの地域も加え、今後長崎の観光に厚みができ、皆さんに期待を持って楽しんでもらえるものと信じております。
今後とも在京の南高校同窓生の皆様には、新しい長崎を関東から応援していただきますよう宜しくお願いいたします。
合併による新たな魅力
長崎市東京事務所
所長 神近 宣博
長 崎 短 信