661
長崎南高校関東同窓会
第15回 総会/懇親会
東京中の見ゆっとよ。あんたも来んね。

                           実行委員長  内田 裕 (12回生)

 先日、高校時代の同級生と久しぶりにあって、当時のクラスメートのことが話題にのぼりました。「あいは、どぎゃんしよっとやろか」と尋ねると、「よか仕事ばしよっとげな」との返事でした。高校を卒業するとともに東京に出て、ちょうど30年になります。長崎で暮らした年月の倍近くを東京で生きてきました。家庭でも職場でも使う言葉は、アクセント、イントネーションに少々訛りはあるものの、いちおう「標準語」(東京言葉)です。しかし、同窓生と話し始めると、瞬時に長崎弁となります。不思議なものです。先の会話を標準語に「翻訳」すれば、「彼はどうしているんだろうか」「けっこういい仕事に就いているらしいよ」となるけど、これじゃァ無味乾燥、あじもそっけもないですよね。消息の気になる友だちを心配する気持ちを表わすには、やっぱり「あいは、どぎゃんしよっとやろか」です。長引く不況のもと、ふところ具合は誰もが苦しいところ。長崎に帰省するにも親子4人で帰ろうものなら交通費だけでも約30万円が吹っ飛びます。そうちょくちょくは帰れないですよね。そこで毎年1回は、関東同窓会に顔を出して、「あいは、どぎゃんしよっとやろか」の世界に浸ってください。とくに今年はすばらしい会場がとれました!場所は、東京のど真ん中、六本木1丁目の「泉ガーデンタワー42階――住友会館」です。VIP接待のための特別室で、普段は一般の人は入れません。足が沈んでしまいそうなフカフカの絨毯、回廊は270度展望できて、東京タワー、レインボーブリッジをはじめ東京中が一望できます。実は、その東京タワーの特別展望台(上階の展望台)よりも高い所なんです。見晴らしがいいのもあたりまえ。一生に一度は、こんなところでゆったりしたひとときを過ごしたいなと誰もが思うような会場です。自動回転ドアの事故もあった六本木ヒルズまでは、目と鼻の距離。ヒルズの展望回廊もいいけど、入場料はなんと1500円也!でした。高校時代、体育祭をやった夜の後夜祭が忘れられません。あとかたづけがてら、ノボリに使った角材など廃材を燃やし、花火を次々と打ち上げました。みんなで赤や黄色、青色の美しい火輪を見上げたものです。今でもやっているんでしょうか。同窓会のときも花火でも打ち上げたいところですが、昼間ですからそれはちょっと無理。その代わりに、その天を焦がした花火よりももっと高いところから東京の街をみんなで見下ろしましょう。「東京中の見ゆっとげなよ。あんたも来んね」と誘い合ってぜひご参加ください。